スペインの芸術品が修復失敗したと話題になっています!
もはや修復失敗はシリーズ化しているようなものですね。。。
修復失敗と言ってもそこまで違わないのではと思いますが、明らかに失敗した様子です。
修復作品を見た方は
「面白いw」
「笑えるw」
「わざとやっている」
「アニメの作画崩壊のようだ」
「予想以上にひどい」
などなど、様々な意見があります。
今回は過去にスペインで修復失敗した画像を含めて、スペイン以外でも芸術品が修復失敗した画像を比較していきたいと思います!
スペイン彫像の修復失敗【画像】
今回、彫像の修復失敗した画像の比較はこちらです。
ひどい顔をしていますよね笑
プロの修復士に頼んだのかな?といったレベルです。
この画像を見ただけで、爆笑したネット民は多いようです!
また、顔だけでなく手にも注目して欲しいのですが、変な生き物に変形しているのがお分かりでしょうか?
この生き物の造形はクオリティが高いです!
これぐらいリアルに作れるのなら、顔の部分も問題なく修復できそうですが。。。
もう顔の修復はわざとやったような雰囲気に見えますよね笑
芸術品の修復失敗に対するネットの声
修復失敗ってもうわざとのレベルだよね。
顔がおかしいのはまだしも、手が牛になってんだもんw— 🥒グングニルのきゅうり🥒 (@Islay_Island) November 12, 2020
絵 下手すぎて 修復失敗した絵画みたいになる 鬱
— 塩谷 (@Meto_214) November 13, 2020
美術品の修復失敗のやつ毎回ほんと震えるほど怒りがわいてくる
— 麻河真菜 (@asakawa_nama) November 13, 2020
そういえばまた石像の修復失敗したよね w
文化財じゃないからいいけどさ。— 天使エーリカ (@erika_hartmam) November 13, 2020
1000年後に転生したら、スペインの修復失敗エピソードを語って「あの素晴らしい遺産が失敗な訳がない」とか「あれはあの時代の新しい表現だ」とか言う人にもまれたい。
— !hachiji! (@pmhachi) November 13, 2020
ネタとして扱う方、技術のことを心配する真面目な方など、様々な意見がありました。
顔はアニメの作画崩壊した感じになっていますが、手はリアルなのです!
またこのギャップが面白く感じます!
修復を依頼する側は、誰にお願いしたのか気になりますよね。
ニュースでは誰にお願いしたのか明らかになっていませんが、分かり次第こちらのサイトにアップさせていただきます!
スペインで修復失敗した他の芸術作品
セシリア・ヒメネス(Cecilia Gimenez)さん(82)は1年前、スペイン北東部ボルハ(Borja)の教会の柱に100年ほど前に描かれたキリストのフレスコ画「Ecce Homo(この人を見よ)」の修復を手掛けた。
だがその結果、キリストは青白い顔に漫画のような目と口をしたサルのような姿に変わってしまった。口はゆがんだ染みのようになっている。
こちらの作品は話題になりましたね!
実はセシリア・ヒメネスは著作権収入の約半分を手にすることができる契約を結んでいたみたいです。
この絵を見るたには入場料が必要なのですが、有名になった為、たくさんの観光客が訪れたとのことです。
そう考えると、セシリア・ヒメネスは相当な策士だと思ってしまいます笑
わざと変な修復をすることによって話題になるので、それを見越したかもしれませんね!
スペイン北部の教会は、16世紀に作られた木彫りの聖ジョージ像の清掃を美術教師に任せた後に、このことに気付いた。
スペインのEFE通信によると、北部ナバラ州の町エステリャにあるこの教会の司祭は彫刻を清掃して欲しかっただけで、修復の予定はなかったと話した。
しかし地元自治体の職員は、教会側の計画を十分に知らされていなかったことについて怒りをあらわにしている。
エステリャのコルド・レオス町長はガーディアン紙に対し、「ナバラ州政府も町の自治体も聞かされていなかった」と語った。
「(修復チームは)しっくいと間違った種類の塗料を使っていて、元の絵が失われた可能性がある。これは専門家によって専門的に行われるべき仕事だった」
経緯を確認すると、大事な芸術作品を専門家ではなく、美術教師に任せることが間違がっていますよね。
しかも掃除だけお願いしたにも関わらず、修復もしてしまったとか、伝達ミスかもしれません。
色々な不運が重なった出来事でしょうね。
スペイン北部アストゥリアス(Asturias)自治州にある人口わずか28人の小さな村エルラニャドイロ(El Ranadoiro)で、15世紀につくられた木彫りの聖母子像の修復を素人の女性に任せたところ、派手なピンクや黄緑色に塗られてしまい、またスペインで素人が芸術の修復に手を出して散々な結果に終わった。
修復前の聖母子像は簡素な木彫りの像だったが、聖母マリア(Virgin Mary)のマントは鮮やかなピンクに、衣服はスカイブルーに塗られ、目にはアイラインまで描かれた。幼子イエス・キリスト(Jesus Christ)の衣服も明るいライムグリーンに塗られた。
そもそも修復を素人にお願いすることが間違っていますよね!
しかも、依頼をされた方も引き受けちゃうとか笑
もしかしたら修復の依頼料が良くて、「いいバイト頼まれちゃった♪」みたいな感覚だったのでしょうか。
それとも修復費用を節約するために、プロにお願いするより素人に任せたのか?
日本では感覚が違うのか、理解できません笑
修復されていたのは17世紀、バロック期のスペイン画家、バルトロメ・エステバン・ムリーリョの油絵「無原罪の御宿り・ベネラブレス(The Immaculate Conception of Los Venerables)」のコピーだ。
この絵画の所有者で、バレンシア在住のアート・コレクター(匿名)は1200ユーロ(約14万5000円)を支払って、家具の修復を手掛ける人物に絵画のクリーン作業をするよう求めたという。
しかし、作業をするうちに聖母マリアの顔が変形。
さらに1回だけでなく、2回も修復を試みた結果、完全に絵を台無しにされ、所有者も怒っているそうだ。
実際、修復された聖母マリアの顔は、以前の面影すら残っていない。右上が1回目の修復の時の絵、右下が2回目の修復時の絵。
ここで問題なのが、家具の修復をする人にお願いしたことです。
ということは、絵の修復は専門ではないかもしれません。
依頼をする人も、なぜ家具の修復をしている人にお願いしたのでしょうね?
スペインはそういうのが多いかもしれませんね!
El Castillo de Matrera(画像の建物の名前)は、9世紀にカディスの丘の上に建てられ、1949年から国定記念物になっています。
降雨でひどい被害を受けた後、建築家たちは歴史的建造物の改修に着手しました。
これは、元の建物の残りを安定させるために新しい材料が使用されたことを示しています。
これはある意味、修復と言えば修復ですが、意味合いが違いますよね!
全く別の建物になっています笑
スペイン人の感覚は、私たちの感覚と違うのでしょうか?
不思議ですね^^;
日本で修復失敗した芸術作品
スペインの修復失敗した芸術作品だけでなく、日本も修復失敗しています!
スペインはヤバいなと思ったそこのあなた!
人のこと言えないですからね!笑
こちらは栃木県日光市に所在する神社、日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」の猿像です。
左の画像が修復後、右の画像が修復前になります。
スペインの修復失敗に比べてマシに見えますが、別物に見えますね。
若干、修復後の方が可愛らしく見えるのは私だけでしょうか?笑
日光東照宮は歴史的にも価値が高い建造物になるので、修復することによって変わってしまうのは残念です。
まとめ
スペインの芸術品が修復失敗してことについてまとめました。
スペインではお願いする側もされる側も人選を間違えているように感じます。
プロの方に頼めば問題ないように思えますが、プロの方はいないのでしょうか?
頻繁に修復失敗が起きているので、今後も起きる可能性は高いです。
私たち第三者の目線からは面白く見えますが、芸術品に近い方や当事者にとっては悲しいことだと思います。
失敗したことで話題にならないようにして欲しいと願います。